【ローカル美容室しか勝たん】ホーチミンで安く失敗せずに髪を切る方法

せっかく日本より物価の安いベトナムに来たのなら、生活費は低くおさえたいですよね。しかし、髪のカットについては、現地のサービスを利用するのはちょっと不安という方も多いのではないでしょうか？

今回は、ホーチミン在住の筆者が、ホーチミンでカットするのにおすすめなローカル美容室の体験レポートと選び方のポイントを書いていきたいと思います。

本記事を読むことで、ホーチミンで安く、満足のいく仕上がりを実現できるはずです。

【ホーチミンでカット】選択肢は？
【レポート】ローカル美容室しか勝たん
ローカル美容室を選ぶポイント
1. 【ローカル美容室選びのポイント①】英語が通じるか？
2. 【ローカル美容室選びのポイント②】同じエリアに美容室が多いか？
オーダーする際のコツ
まとめ

【ホーチミンでカット】選択肢は？

まずはカットをするにあたって、どのような選択肢があるか把握しておきましょう。

路上床屋（青空床屋）

路上に簡易的なイスを設置して、髪を切ってくれます。ベトナムでは青空床屋と呼ばれている理髪店です。

英語や日本語でのコミュニケーションはほとんどの場合難しく、髪型についても細かく指定することは難しいと思います。画像を見せるなどしてビジュアルで伝えるしかありませんが、男性の場合、スポーツ刈りのようなスタイルになることが多いです。

メリットは圧倒的に値段が安いということ。だいたい相場は、5万ドン（＝250円）前後。施術時間は10〜20分くらいです。

髪型にこだわりがないという方にとっては試してみる価値アリかもしれません。

ローカル美容室

今回、実際に試してみておすすめしたいのが、ローカル美容室です。

次の章で実際に体験した内容をレポートしますが、英語や画像を使ってスタイルを細かくオーダーすることができました。値段はメンズカットで19万ドン（≒950円）と日本に比べて嬉しいお値段。シャンプーのサービスもかなり充実していて、お店選びとオーダー方法を失敗しなければ非常にコスパがいいと思います。

日本人向け美容室

日本人の美容師さんが日本語対応で施術してくれる美容室です。ホーチミンにはたくさんの日本人向け美容室があります。日本語で会話できるので細かいニュアンスも伝わり、安心感はダントツです。
その一方で、他の選択肢に比べて値段が高くなりがちです。相場はカットで50万ドン（≒2,500円）からとなっています。

【レポート】ローカル美容室しか勝たん

今回は、ホーチミン3区の美容室「HAIR HOUSE 8789」に行ってきました。

店内はちょっとメルヘンな感じでおしゃれ、冷房が効いていて快適でした。

以下に実際に体験した内容を箇条書きにしておきます。参考になれば幸いです

来店時の客層は、欧米人カップル、ベトナム人のおしゃれな女の子、私でした。
メンズカットの値段は19万VND≒950円（Art stylish）、シャンプー6万VND≒300円の合計1,250円でした。※下に価格表を載せておきます。
シャンプーのコスパが最強で、トータル30分間でした。そのうち20分以上はヘッドマッサージです。ヘッドスパ30分300円と考えるとコスパがすごい。。
英語の伝わる美容師さんが担当してくれました。詳しく希望を聞いてくれるので安心です。
バリカンを使い分けたりととても繊細な施術でした。目に髪が入らないようにガードを付けてくれたり、日本以上に細やかなサービスも感じられました。
施術時間は30分間のシャンプーも入れて、トータル1時間15分程度でした。
注文通り、満足の行く仕上がりでした。

ローカル美容室を選ぶポイント

日本人向け美容室の半額以下で、サービスレベルも高いローカル美容室ですが、お店によってやはりクオリティはバラバラなのが実情です。そこで、ローカル美容室を選ぶポイントを解説したいと思います。

【ローカル美容室選びのポイント①】英語が通じるか？

最初のポイントはスタッフの中に英語が通じる方がいるかどうかです。英語が通じるならば、事前に準備することでおおよそのイメージを伝えることができます。

例えば私の場合、「全体的に髪の毛をすいてもらって、量を減らしたい。長さは1ヶ月前に切ったので、その分くらい切ってほしい。」という趣旨を伝えるために事前にGoogleで検索しておきました。当日は「1 month ago, I cut my hair. same style cut length. and volume down.」みたいな感じで文法はめちゃくちゃでも多少の準備とパッションで伝えると、しっかりと理解してくれました。

英語が通じるかどうかは実際に、店内のスタッフの方に聞いてみればいいと思います。お店の外のメニューを見て英語メニューがある場合は英語が通じる可能性が高いといえるでしょう。

【ローカル美容室選びのポイント②】同じエリアに美容室が多いか？

ローカル美容室を選ぶもう一つのポイントは、その美容室の周りにたくさん美容室があるかどうかです。言い換えれば、競争の激しいエリアかどうかということになります。

美容室に限らずですが、競争が激しいと、ライバルに負けないためにサービスの質を上げたり、値段を低く抑えたりと消費者にとって嬉しい企業努力がなされます。反対に競争がなく独占的な場合、殿様商売的な状況になってしまうこともあります。ホーチミンは全般的に美容室の競争が激しいですが、それでも密集している地域を選ぶとよりよいサービスを受けられるかもしれません。