2022年4月、ベトナムホーチミンの中心に位置するサイゴン動植物園へ行ってきました。1864年のフランス統治時代に設立されたアジア最古の動物園です。なんと創立160年近い歴史を持っています。
ホワイトタイガーをはじめ、たくさんの珍しい動物をみることができます。また、遊園地コーナーや植物園にフォトスポットがあったりと、子どもから大人まで楽しめるスポットとなっています。休日には、家族連れやカップルで園内はとても賑わっています。
今回はホーチミン在住の筆者がサイゴン動植物園の体験レポートを書いていきたいと思います。見どころや注意点も書いていますので、訪れる際に参考にしてみてください。
【体験レポート】園内の様子
それではさっそく、サイゴン動植物園内をレポートしていきたいと思います。
エントランス
正面入り口はこんな感じです。連休中に行ったので、入り口付近はたくさんの人とバイクで混雑していました。
入り口を入るとすぐ右手にチケット売り場があります。
珍しい決め方だと思いますが、値段は身長によって決まります。
- 身長130cm以下…40,000VND(200円)
- 身長130cm以上…60,000VND(300円)
でした。いずれにせよ、そんなに高くないので気軽に来ることができそうですね。
チケットを購入後、まっすぐ進んでいくと入場ゲートが見えてきます。ここを通過するといよいよサイゴン動植物園です。
動植物園ゾーン
入場ゲートを通ると、すぐ右手に花畑が広がります。ここでは子ども連れのファミリーや女の子グループが写真撮影を行っていました。写真好きなベトナムの方にとって、きれいな花壇は絶好のフォトスポットのようです。
園内は広いですが、案内板が設置してあるので好きな動物のところへ行くことができます。
主役級の動物たちがズラリと並びます。
サイゴン動植物園の見どころはなんと言っても動物たちとの距離の近さ。肉食獣以外は、基本的に柵やガラスで仕切られておらず、至近距離から見ることができます。フラミンゴなどの鳥類は、人間が鳥かごの中に入っていって直接眺めるという感じでした。
ゾウやクマ、サルに来場者がバナナなどの餌を投げ込んでいて、餌を食べるシーンを見ることができます。(日本でやったら注意されそうですが、ベトナムでは普通みたいでした。)これもサイゴン動植物園の特徴的なところと言えるでしょう。
遊園地・売店・食事
サイゴン動植物園内には、動物だけでなく遊園地コーナーがありました。アトラクションの種類も複数あり、ゴーカートで遊ぶ子どもたちのはしゃいだ姿が印象的でした。いろんな遊びがあって飽きないこともサイゴン動植物園の人気の理由かもしれません。
他にも迷路があったり、池のほとりでシートを敷いてピクニック気分でお昼ごはんを食べたりと、来場者はそれぞれに楽しんでいました。
もちろん、園内には飲み物やお菓子、アイスなどを買える売店や食事ができるお店もあります。
【サイゴン動植物園】注意点
サイゴン動植物園に訪れる際の注意点は、
- 朝早めに来る
- 子どもと来る場合、目を離さない
の2点です。
1つ目の注意点「朝早め」ですが、理由は単純でお昼以降はめちゃくちゃ暑いからです。サイゴン動植物園は朝7時から開園しているので、なるべく午前中にまわり切れるくらいのスケジュールにするといいでしょう。帽子や日焼けどめ、こまめな水分補給などの暑さ対策も大切です。
2つ目の「子どもから目を離さない」は人が多いので迷子になると困るということで当たり前ですが、園内に巡回バス的なものが頻繁に走ってるので、1人になると少し危ないです。子どもと一緒に行く場合、特に注意してあげてください。
【サイゴン動植物園】の概要
住所:2 Nguyen Binh Khiem
営業時間:7:00〜18:30
定休日:無休
※2022年4月時点の情報です。
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