はじめまして。2022年3月に日本からホーチミンへ赴任したペンです。
今回は、日本からベトナムへの渡航について、渡航前〜隔離生活までレポートします。
コロナ禍で流動的な状況ですが、渡航予定のある方の役に立つ情報を発信できればと思いました。
本記事で全体の流れを参考にしていただき、大使館、航空会社等の公式サイトで最新情報を確認してください。
《ベトナム渡航レポート》出発前
まずは出発前、ベトナム渡航に向けた準備(手続き上必要なもの)をまとめておきます。
フライト情報
ANAは2022年2月から一部、定期便を再開している状況です。
ANA(全日本空輸) 《2022年2月24日発表》
- 成田⇨ハノイ線(NH897)…週2便(木・日)
- 羽田⇨ホーチミン線(NH891)…週2便(木・日)
- 成田⇨ホーチミン線(NH833)…週3便(月・土・日)※3月27日からは週5便予定。
詳細&最新情報は日本初ベトナム行き定期便の再開について(ANA公式)をご参照ください。
次に、JALですが、こちらも定期便が再開しています。
JAL(日本航空)《3月》《2022年2月22日発表》※情報は投稿日3月8日時点。
- 成田⇨ハノイ線(JL751)…毎日運行
- 成田⇨ホーチミン線(JL759)…週3便(月・水・金)※3月27日からは週5便予定。
- 羽田⇨ホーチミン線(JL79)…週5便(月・火・木・金・土)
詳細&最新情報はJALベトナム行き運航便のご案内をご参照ください。
その他に、ベトナム航空などが運行しています。
ちなみに、到着日も隔離期間に含まれるので、夜着いてホテルに移動し寝るだけでも1日扱いです。なので、夜到着は隔離期間が実質的に短くなります。私も22時くらいに到着する便だったので、実質1日減った気分でした。部屋でじっとしてるのが苦手な方は、遅めの便に乗ることをおすすめします。
準備すべき必要書類
(1)渡航にあたって必要な書類と、(2)出国後のビザ手続きに必要なものをそれぞれまとめました。以下のものは、事前に準備しておくのはもちろん、手荷物に入れておくとスムーズに手続きが行えるのでいいと思います。
(1)渡航にあたって必要な書類
- PCR検査の陰性証明書(渡航証明書)→渡航72時間前までに受けたものを持参
- 行政発行のワクチン接種証明書(QRコードが載ってる書類)
(2)出国後のビザ手続きに必要なもの
- 入国管理局発行の入国許可書のコピー
- 証明写真→①4×3cmと②6×4cmの2種類、用意しておいてください。
- ビザ申請用紙のコピー→事前に青いペンで記入しておきましょう。
- 25USD(ビザ発行費用)
PCR検査の陰性証明書
PCR検査は海外渡航用のクリニックで受診し、海外渡航用の陰性証明書を発行してもらいます。
渡航前72時間以内に検査ということで意外と時間に余裕がありません。検査当日に予約ができたり、結果がもらえるかどうかが重要です。
- 当日予約なら【PCR検査はTケアクリニック】来院検査は当日予約・検査可能 が浜松町駅徒歩2分にあります。(14:30分までの検査かつ追加料金3,300円支払いで当日に結果受け取りも可能なようです。)
- 検査結果が当日に出るのは、海外渡航・国内出張なら【芝国際クリニックのPCR検査】当日検査結果/陰性証明書/土日祝対応中です。浜松町、大門駅が最寄りで東京駅・品川駅からもアクセス可能です。
他にも認定の検査機関があります。いずれにせよ、余裕をもって早めの予約をしておきましょう。
到着後にビザ申請するための必要書類
こちらはビザの種類によって異なるのと、会社で赴任する場合は会社が、個人で渡航する場合にはビザの代理業者から指示があると思うので従ってください。
個人で業者を使わずに取る場合は、最新の情報を大使館などに問い合わせるようにしてください。
《ベトナム渡航レポート》当日の流れ
それでは、当日の流れをレポートしていきたいと思います!
《出国手続き》羽田空港
羽田空港での出国手続きですが、特にコロナ前と変わったことはありませんでした。出発前にコロナのPCR検査の陰性証明とワクチン接種証明を窓口で見せるよう求められたくらいです。
ちなみに、午後1時くらいに空港(第三ターミナル)に到着しましたが、割と閉まってるお店が多い印象でした。チェックイン前に入れるところはラーメン屋、蕎麦屋、定食屋、カフェ、モスバーガー、伊藤園カフェ?が空いてました。もし家族で食事をと考えてる方は、調べておくといいと思います。
出国審査後の搭乗口のスペースには、夕方(16時くらい)に行きましたが、こちらもブランド系のショップはほとんど閉まっていました。お土産系も17時には閉まるところも多いので、手土産を買う場合は早めに買っておいた方がいいでしょう。ゴールドカードで入れるスカイラウンジは普通にあいてました。
ANA機内サービス
いよいよ、飛行機に搭乗し、離陸です。
ANA国際線は、2020年1月(コロナのギリギリ前)ぶりですが機内サービスは当時と変わりませんでした。普通にアルコールも提供されてました。赤ワインとプレモルをいただいて、寝ました。
《入国手続き》タンソンニャット国際空港
飛行機で5時間50分ほど、いよいよホーチミン《タンソンニャット国際空港》に到着です。
到着後は、コロナの関係で密を避けるため席番号のブロックで順番に降りていきます。ファースト(あったかな?)、ビジネスのあとは、確か27列までの乗客からアナウンスされますので、早めに降りたい人は27列までの席を取るといいかもしれません。
検疫
タラップを降りて進むと、まず最初に検疫です。ここでは、以下の3点が必要になります。
- 72時間以内PCR検査の陰性証明書
- ワクチン接種証明書
- 入国24時間以内の電子医療申告
電子医療申告は、列に並びながらその場で回答してもいいですが、遅れると列から外されて、回答が終わるまで後ろの人に抜かされていく形になります。なので、搭乗前などにやっておくといいかもしれません。回答するとQRコードが表示されるので、スクリーンショットをして担当者に見せます。
ビザ申請
検疫を通過すると、次はビザの申請に移ります。(すでにビザやレジデンスカードを持ってる人は不要です。)
検疫を通過すると目の前に入国審査(イミグレーション)が見えますが、グッと堪えて左を向きます。
すると奥の方にビザの申請ブースが見えてきます。ここで、
- ビザの申請用紙
- 入国管理局発行の許可書コピー
- パスポート
- 写真(申請用紙に予め貼っておくとスムーズ)
の3点を提出し、約10分にはフルネームが呼ばれます。そして、受け取り窓口で25USDを支払うと、無事ビザ付きのパスポートがもらえます!※混雑具合の状況によって待ち時間は異なります。
入国審査・税関
その後の流れで特別なことはありません。
先ほどのイミグレーションの列に並んで入国審査を通過したら、預けた荷物をピックアップして、税関(と言っても荷物をベルトコンベアに流すだけでしたが)を通過し、外に出られます。
私の場合、飛行機を降りてからすべての手続が終了するのに1時間半ほどかかってしまいました。送迎を呼ぶ場合の目安にしてください。
《ベトナム渡航レポート》隔離生活
空港を後にしたら、隔離施設(ご自身や会社で予約したホテル)や住居に移ります。上記の流れで書類を提出して入国した人は、2022年3月現在、3日間の隔離生活となります。隔離プランを行っているホテルもあります。
到着から3日目にPCR検査を受けて、陰性であればその翌日に出所(隔離終了)です。PCR検査を事前に予約する場合、大使館や現地のクリニックのサイトで情報を集めてください。また、隔離プランのあるホテルなら検査の予約もお願いできるところが多いと思います。
《ベトナム渡航レポート》行ってみてわかったポイント
- 検疫で必要になる電子医療申告は割と時間かかるので、早めにやっておいた方がいいと思います。
- 到着日も換算されるため、到着時間は遅い方が実質的に隔離が短くて済みます。
以上、コロナ禍でのベトナム渡航2022年3月版をレポートしました。大まかな流れを参考にしていただき、最新の公式情報をチェックするようにしてください。
渡航前の準備は、【ホーチミン在住者のまとめ】ベトナム赴任に持っていくべきもの20選 もご参照ください!
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