海外でワードプレスの管理画面にログインしようとしたら、【403 Forbidden】と表示されてしまい、入れないことがあります。私自身、ベトナムに渡航して最初にログインした時にこの現象が発生しました。
海外に来て突然ログインできなくなる場合、ほとんどはサーバーのセキュリティ設定が原因です。本記事を読むことで数分で解消できますのでご安心ください。
⚠この記事はConoHa利用者を対象にしています!
海外でワードプレスにログインできない時の解決手順
海外で【403 Forbidden】と表示される場合、サーバーのセキュリティ設定によって海外からのログインがブロックされていることがほとんどです。そのため、サーバーの管理画面で設定の変更をしていきます。
ちなみにサーバーとは、ユーザーのリクエストに対してサービスやリソースを提供するソフトやコンピューターのことです。手順には関係ないので、詳しく把握しなくても大丈夫です!
ConoHaの管理画面にログインする
まずは契約しているレンタルサーバーの管理画面にログインしてください。ここでは、ConoHa Wingを例に説明していきます。下記の赤枠のところにメールアドレスとご自身で設定されたパスワードを入力してログインしてください。
ConoHaのログインページを載せておきます。ConoHaログインはこちら。
WordPressのセキュリティ設定を変更する
ログインすると以下のような画面になると思うので、赤枠のサイト管理をクリックしてください。
サイト管理をクリックすると、次のような画面になるのでWordPressセキュリティを選んでください。
WordPressセキュリティを選択すると、以下の項目が表示されるので、海外アクセス制限を選びます。
海外アクセス制限をクリックすると、ダッシュボード、XML-RPC- API、REST-APIと3つの項目が表示されますので、すべてOFFにしてください。
これで変更完了です。デフォルト(初期設定)では海外からのアクセスを想定しておらず、セキュリティ(アクセス制限)がONになっておりましたが、上記設定を行うことで海外でも管理画面にログインできるようになりました。
WordPressセキュリティ設定を変更する際の注意点
海外からのアクセスを可能にしたので、デフォルト(初期設定)のセキュリティに比べてリスクが高まることは確かです。
注意点としては、日本に帰国する際に設定を戻すのを忘れないようにしてください。自分自身が海外からアクセスしないのならば、セキュリティを付けておいた方が安心です。(手順は同じで、OFF⇨ONにするだけです。)
筆者もそうですが、しばらく海外にいる方はパスワードとIDの管理を厳重にすることが大切です。具体的には以下のような対策が必要になります。
- 長めのパスワードを設定する。
- パスワードは数字とローマ字(大文字・小文字)、記号を組み合わせて複雑にする。
- パスワードを定期的に変更する。
まとめ
以上、海外でWordPressにログインできなくなってしまった時の対処法をお伝えしました。
より安全かつ快適に海外でワードプレスの編集をしたい場合は、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)サービスもおすすめです。
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