ミニマリストがベトナムへ行くべき5つの理由【ミニマリズムのススメ】

ミニマリストのススメ ベトナム
ミニマリストのススメ

ミニマリズムが注目を集めています。なんとなく魅力的な感じがするけど、実践してみようにも何からはじめていいか分からないという感じではないでしょうか。

今回はベトナム・ホーチミンで暮らす筆者が、ミニマリズムの魅力とベトナムでの暮らしがミニマリズム的である理由をご紹介します。

本記事を読むことで、ミニマリズムの魅力を理解でき、ベトナムでの暮らしを通してミニマルな暮らしを実践するヒントが得られると思います。人によっては、ベトナムでの暮らしに興味を持てるのではないかと思います。

ミニマリズムのメリット3つ

まずはミニマリズムのメリットを確認しておきましょう。「お金」「時間」「気分」の3つのポイントから魅力的であると言えます。

お金がたまる

ミニマリストになるとお金がたまります。

まず身の回りの整理を習慣化することで、余計なものを買わなくなります。必要のないものは買わなければ、簡単にお金がたまりますよね。

また、所有するものが少なくなると様々な維持費(ランニングコスト)が少なくて済みます。
例えば自動車では車検や保険、税金、駐車場、ガソリン代とかなりの額がかかりますよね。他にも機械類は壊れれば修理が必要です。

ミニマリストは、余計なモノを買わず、維持費もかけないためお金がたまります。

時間の節約ができる

整理整頓されていてモノが少なければ、探しものをする時間が圧倒的に短縮されます。モノであふれた部屋で鍵やスマホを探そうと思うと、非常に大変ですよね、、、

一説には、平均的なビジネスマンが年間に探しものをする時間が150時間にもおよぶそうです。仮に時給が3,000円とすると、年間45万円ものコストがかかっているということになります。

身の回りが整理整頓されているミニマリストは、効率的に時間の節約ができています。

気分がよくなる

ミニマリズムの3つ目のメリットは、気分が上がることです。
部屋が整理整頓されていてモノが少ない空間と、ごちゃごちゃとモノであふれた部屋のどちらに住みたいでしょうか?

すっきりとした空間にいればほとんどの人が気分もすっきり、気持ちいいですよね。

ミニマリズムのメリットとして、気分の向上が挙げられます。

ベトナムでの暮らしがミニマリズムに繋がる理由5つ

それでは、ベトナムでの暮らしがなぜミニマリズム的なのか、5つの理由をご紹介したいと思います。

引っ越しで断捨離

ベトナムに限らず、海外移住する際には最低限の荷物だけ持っていくことになります。国内の引っ越しと異なり、すべての荷物を輸送していたのではコストがかかってしまいますし、飛行機に持ち込める量にも限度があります。よって、自分にとって本当に必要なものだけを選択するステップが発生します。

自分にとって必要なものが絞れたら、不用品買取・回収サービスに問合せてみるといいでしょう。一気にスッキリできます。

必要なもの以外は手放す。海外生活を送ろうと思うと、まさにミニマリズムの精神を実現できます。

洋服が減る

ベトナム(南部〜中部)には雨季と乾季の2シーズンしかありません。私が住むホーチミン(最南部)は年間の平均気温が26℃。1年を通して気温の変動は小さく25〜32℃くらいで推移しています。ハノイ(北部)には日本と同様、四季がありますが、最も気温が低い月でも最低気温で20℃前後です。

常夏のベトナムでは夏服+αの服装だけで十分なので、日本ほど洋服のバラエティは必要ありません。モノの所有を減らすシンプルライフにもってこいと言えます。

最近あまり着てない洋服がクローゼットに詰まってる方は、洋服の宅配買取サービスをチェックしてみてはどうでしょうか。私は服を持っていないので使ったことありませんが、妻が見積もりをとっていました。

シェアリングエコノミーの発展

ホーチミンでは2022年に入ってシェア自転車が浸透してきています。

日本でも近年浸透してきているシェアリングエコノミーはベトナムでも活発です。
例えば2022年に入って、ホーチミンではシェアサイクルが導入され、すでに黒字化しそうなほど浸透しています。街なかを見渡してもバイクの波に紛れて自転車に乗っている人がけっこういます。

他にも、賃貸物件には基本的に冷蔵庫や電子レンジ、ベッドや机などの大型家具が付いていて自分で所有する必要がありません。ですので引っ越しも簡単です。サービスアパートメントに住めば、掃除や洗濯サービスもセットなので、洗濯機や洗剤、掃除用具などもいりません。

賃貸物件は基本、家具家電付きです。

ベトナムではモノを所有せず、シェアすることで身軽に暮らしていくことができるのです。

外食文化

日本円で約250円のヌードル(2022年3月現在)
朝食はカフェで200円ほど(2022年3月現在)
路上にたくさん出店しています。バインミー15,000ドンは日本円で75円ほど。(2022年3月現在)

ベトナムでは日本以上に外食が日常化していると言えます。
オフィスに出社する前に屋台で朝食をとったり、ローカルフードをはじめ和食、フレンチなど様々なジャンル・価格帯のレストランが豊富です。ベトナム人も日本人も日常的に外食をしています。ローカルのレストランであれば、価格も安く1食200〜300円もあれば食べれてしまいます。

近年ではコロナウイルスの拡大もあり、デリバリーフードサービスも活発です。スマホの普及率と同様、こちらも日本以上に浸透している印象です。

外食をすれば、調理器具や食材を溜め込む必要もなく、ミニマルな生活ができますね。

価値観の変化(人と比べない)

最後に、ベトナムに移住すると日本とは異なる価値観と触れることができます。

当然、お金を稼ぐことはどこの国でも大事ですが、物価が違う中で暮らしている人や、シェアリングが当然になっている文化(日本では車や家など、いいものを所有する価値観がいまだに主流ですよね。)など、異なる価値観にふれることで、改めて自分にとって何が大切か、ゼロベースで考えるきっかけになります。

ミニマリストは、なんでもかんでもモノを捨てる人ではなく、自分にとって本当に大事なものにフォーカスする人ではないでしょうか。とするならば、ベトナム暮らしは自分にとって大事なものを見直すきっかけになるのではないかと思います。

まとめ

ベトナムでの暮らしはミニマリズムを極めるという点で魅力的です。

本記事で取り上げたなかで、興味のあるポイントのみ実行してみても、だいぶ生活がすっきりするのではないでしょうか。

ベトナムでの暮らしに興味が出た方は【海外移住する方法10選】仕事はどうする?各方法のメリット・デメリット紹介の記事も参考にしてください。

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