《2022年》ベトナムの物価解説|ホーチミンの娯楽編(日本と比較)

ベトナム

ベトナムへ赴任が決まった、海外転職や移住先としてベトナムに興味があるという方が気になるのは現地の物価情報ではないでしょうか?

ベトナムの1人あたりGDPは2020年時点で2,786USD(約35万円)と日本の40,113USD(約481万円)と比べるとまだまだ低く、生活しやすいように思われるかもしれません。経済発展が進み、物価も毎年上昇しているベトナムの最新の物価状況は実際のところどうなっているでしょうか?

今回はホーチミン在住の筆者が現地の娯楽費について2022年4月最新の物価情報をお伝えしたいと思います。

生活費については、《2022年》ベトナムの物価解説|ホーチミンの生活費【日本と比べて安い?】もご参照ください。

ベトナムの娯楽費

それでは、ベトナムの娯楽の値段を見ていきましょう!

マッサージ・スパ

ローカルのマッサージでも設備はきれいです。

ベトナムと言えば、マッサージが安いですね。日々エアコンの効いた部屋で過ごしていると肩が凝ってきます。そんな時に行きたいのがマッサージ。値段は日本の1/2〜1/3くらいです。

値段はローカルスパと日本人街(ホーチミン1区レタントンエリア)で異なります。日本人街は観光客向けなので、5割くらい高いイメージです。慣れてきたらそれ以外のマッサージ屋さんを見つけるといいでしょう。ローカルスパも普通にきれいです。(上画像①)

《ローカルスパ》

メニュー値段日本円換算(1円=200VND)
60分ボディマッサージ(アロマ)209,000VND1,050円
60分フェイシャルマッサージ209,000VND1,050円
15分ヘッドスパ69,000VND350円
ホーチミン3区のスパの値段を参考にしています。

《日本人街のスパ》

メニュー値段日本円換算(1円=200VND)
30分フットマッサージ150,000VND750円
30分ボディマッサージ(アロマ)200,000VND1,000円
60分ボディマッサージ(アロマ)350,000VND1,750円
60分フェイシャルマッサージ400,000VND2,000円
日本人街レタントン地区のまじめなマッサージを参考にしています。

ちなみに、レタントン地区のマッサージ屋ですが、お店の前できれいな女の子たちが客引きをしているお店はただのマッサージ屋ではありません。詳しくは知りませんが、特別なサービスが行われているようです。入場料は上述のマッサージ屋と同じくらいですが、中で交渉が行われ、各種サービスが実施されているとのことです。普通にマッサージを受けたい方は呼び込みが穏やかなところに行きましょう。

コンテンツ系

お次は引きこもり系の娯楽です。基本的に、Amazon PrimeやNetfrixの値段は日本とかわりません。
しかし、動画配信サービスで注意が必要なのが、国外からだと視聴できないコンテンツが多いということです。筆者もベトナムに来てAmazon Primeを観ようとしましたが、ほとんどのコンテンツが日本以外からの視聴ができないと判明し、衝撃を受けた覚えがあります。

そこで必要になるのが、VPNと呼ばれるネットワークサービスの契約です。詳しい方法はまた記事にしたいと思いますが、一応簡単な説明を書いておきます。

VPNとは…「Virtual Private Network」の略。自分のIPアドレス(インターネット上の住所)を暗号化し、現在の居場所を特定させないようにするシステム。

難しい話なので、詳細は理解しなくても問題ありませんが、こちらが月額1,500〜2,000円程度。年単位の契約だと安くなって月額600〜1,000円くらいです。

また、日本のテレビを観たいという方にもテレビ視聴サービスがいくつか存在します。サービスによって通信クオリティが異なり、料金もバラバラですが月額3,000円〜5,000円くらいです。こちらも年単位の契約でさらに安くなります。日本のテレビの視聴方法も記事にしたいと思います。

ショッピング

いわゆる百貨店やショッピングセンターで買い物を楽しみたい場合、ホーチミンでは中心地1区に高島屋があります。このエリアには他にもベトナム最大の財閥ビングループが運営するビンコムセンターなど、かなりの数のショッピングセンターがあります。店内には、各種ブランドのテナントが入っていて見ているだけでも楽しいです。(Googleマップでショッピングセンターと検索すると無数に出てきます。)

百貨店だけでなく、シャネルやルイヴィトンなどの高級ブランドショップも目立ちます。日本が誇るユニクロや無印などもあり、どこももれなく店内が涼しいので休日に出かけるのもいいでしょう。

このあたりになると、日本と値段はほとんどかわりません。一部関税の関係でちょっと高いくらいかもしれません。

スポーツジム

街のジム
画像のジムの価格1ヶ月4,500円ほど。一年契約だと月2,200円。

ベトナムも日本と変わらず筋トレ熱が高いです。
値段はローカルジム〜パーソナルトレーニングまで様々です。日本でもよく見るエニタイムフィットネスも進出しています。

値段は
最安で1日コース30,000VND(150円)、月額300,000VND(1,500円)〜
・高いところだと日本と変わらず月額200,000VND(10,000円)〜

と様々です。立地、設備、客層、金額などを考慮して決定するといいでしょう。

筆者が実際に通っているジムについては、【体験談】ホーチミンのコスパ最強ローカルジム紹介(1区ビジター利用可)の記事も参照ください。

テーマパーク

ホーチミン近郊にはいくつかのテーマパーク的なものがあります。
例えば、中心部1区からもほど近いところに東南アジア最古の動植物園「サイゴン動植物園」があります。こちらの入園料は大人6万VND(300円)、子ども4万VND(200円)と安いです。筆者は動物好きなので、ホワイトタイガーがみれるサイゴン動植物園は個人的におすすめです。サイゴン動物園の体験記はサイゴン動物植物園|東南アジア最古の動物園でホワイトタイガーをみようをご参照ください。

他にも1時間圏内にアウトドア系のテーマパークがいくつかあります。筆者イチオシはスイティエン公園。ワニ釣りができます。入園料は、大人12万VND(600円)、子ども6万VND(300円)となっています。

テーマパークは現地の方も家族連れで訪れるので日本に比べて物価が安くなっています。週末の小旅行におすすめです。

国内旅行

せっかくベトナムに来たのなら国内の色々な地域に行ってみたいですね。
北部には首都ハノイや世界遺産のハロン湾、中部には王宮のある古都フエやリゾート地のダナン、灯籠で有名なホイアンなどがあります。南部にもホーチミンを中心にリゾート地があります。フーコック島などのリゾート島も有名です。

飛行機の国内便の相場は、ベトジェットエア(LCC)の利用で
ホーチミン(南部)〜ハノイ(北部)往復で8,000円〜
ホーチミン(南部)〜ダナン(中部)往復で6,000円〜

ベトナム航空を利用すると
ホーチミン(南部)〜ハノイ(北部)往復で20,000円〜
ホーチミン(南部)〜ダナン(中部)往復で15,000円〜

くらいです。上記は最安価格なので、時期や曜日によって値段が変動します。特に1月末〜2月中旬に毎年ある旧正月テト(ベトナム最大の連休)では、価格が釣り上がりますので、早めに計画を建てましょう。

ちなみにホテルは安いところでは1泊1,500円〜泊まれます。セキュリティや快適性を求めるということでも、1泊5,000円もあれば快適に暮らせるでしょう。

その他娯楽

項目値段日本円換算(1円=200VND)
カラオケ(60分1人あたり)10〜30万VND500〜1,500円
カフェ(コーヒー1杯)2〜7万VND100〜350円
映画館(1人あたり)8〜10万VND400円〜500円
露天風呂10万VND〜500円〜

まとめ

以上、ホーチミンの物価(娯楽編)でした。
せっかくベトナムに来たのなら色々楽しみたいですよね。今回の記事が参考になれば幸いです。

他にも現地リサーチしてほしいものがあれば、ぜひコメントください!

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